三大◯◯
日本人は三大◯◯が好きで有る。
例えば世界三大遺跡とか、世界三大ガッカリなどである。
ちなみに世界三大ガッカリとは、デンマークの人魚像、オーストラリアのオペラハウス、シンガポールのマーライオンだそうだ。
私はマーライオンを見た事があるが、凄くガッカリだった。ガッカリ過ぎて、「流石世界三大ガッカリだ」と感動すら感じた。今あるジャイアントマーライオンができる遥か前の話しである。
ところで、三大内視鏡をご存知だろうか?
私は勝手に胃カメラ、大腸内視鏡、膀胱鏡と定義した。
私はすでに胃カメラは数年前に経験した。膀胱鏡もブログで書いたが、先月クリアした。あとは大腸内視鏡だけである。
血便が出て、健康診断で精査が必要と言われた。
チャンスである。千載一遇のチャンスである。
ここは検査しない手は無い。
病院に行き診察と内視鏡の予約をした。
検査は3日前から食事制限が掛かり、当日は2リットルの下剤を飲む。
診察の後、採血をして、検査の段取りを看護師が説明してくれた。この話が結構長い。
しかし飽きる様なこと無く、私は話しを聞いた。
不思議な感覚である。昔感じた事のある感覚である。一連の長い話しを噛むことも無く、よどみ無く話す素敵な看護師…マスクをしていたので、その容姿はうかがい知れないが、きっとチャーミングな方に違いない。今迄この一連の話しを何回繰り返してきたのだろう。
そうだ、ディズニーランドのアトラクションを盛り上げてくれるキャストとそっくりだ。
きっと何回も、何回も話す内に自分なりに患者を飽きさせ無い様に工夫しているのた。
だから長い話しでも飽きずに聞けるのだ。
私は凄くプロ意識を感じた。彼女のおかげで大腸内視鏡が益々楽しみになったねである。
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