puzouの日記

自転車と旅行の事、日常の出来事をつらつら書きたいとおもってます。

自転車屋の不思議②

さあ、自転車を買おう!
なんせ私はこう見えても、物ごごろついた頃には自転車に乗っていたのである。
実は自転車歴は長い。
貯金もある。ひゃくごじゅうまんえんは出す気はないが、
食べることにも困ったような事は数える位しかない。


近頃はネットで簡単にポチッとして何でも買っているが、
自転車はそうはいかない。
対面販売しかしていないメーカーも多い。
おのずと自転車屋に足を運び、
吟味することになる。


しかしなぜなのだろう? 
この感覚は。
例えるなら、ダイハツのシャレードでヤナセに行く感じ、
いや、なんか肩書きの凄い、全部足したら40段ぐらい持ってそうな、
スキンヘッドで眉が太い武術の達人に弟子入りに行くようなこの感覚‥‥


私はお客であるが、もちろん神様では無い。 
しかしむしろ見下される感じすら漂う。
この不思議な劣等感。


そうメンテナンスである。
この壁は高い。
不器用な私はママチャリのパンクすら直せない。
おのずと購入したお店で、色々と教わらなければならない。
いや調整や点検その他もろもろ、こちらはお金を払い懇願する立場である。


店員さんは私からすれば師匠である。
自転車に関する技術や知識だけでなく、体力や見た目、
貯金の額や洋服のセンス、はたまた彼女か奥さんかわからないが
パートナーまでもが、私の持っているものより遥かに高いレベルにあろうお方なのである。


そこそこの規模の街で、幾つか専門感漂うお店が存在する場合は
自転車を選ぶ前に、まずお店を選ばなければならないのであった。