自転車用のヘルメットのハードルは高い。

今、ドラマでSMAPの香取慎吾がロードに乗るシーンで被っているが、それはそれはかっこいい。

しかし、自分に置き換えるとどう考えても、かっこいいわけが無い。いや、実際試着してみたがかなりかっこ悪い。

取り敢えず今回は、一旦購入をパス。家に帰ってじっくり考えることに。

今日はママチャリに乗って、自転車を買いに行ったので、そのまま乗って帰る事が出来ない為、後ほど自宅まで届けてもらう。

私は家でじっくりと考えた。カッコ良さを取るか、脳挫傷を取るか…冗談では無い。そんな大怪我をするリスクが有るのなら、迷わずヘルメットを買おう。腕の骨を折るのとはわけが違う。

ここは安全を取り、後日購入する為色々と調べることに。

結局私はキャノンデールのQuick４を買った。

次は付属品である。

今回クロスバイクを購入するにあたり、私には知らないことがたくさんあった。

まずポンプである。要は俗に言うママチャリ用の空気入れが使えないとは知らなかった。

そこでフロアポンプを購入。キャノンデール製もあったが、ここは価格重視でトピークにした。後々自転車にはまり、他のメーカーのバイクを購入しても良いように、先を見越してのことでもある。

しかし、鍵はキャノンデール製にした。

フレームに鍵を付けることにしたので、ここは統一感を重視した。

ライトは店員さんの勧められるがままキャットアイにした。

レザインが素敵だったが、予算を鑑み諦めた。

他スタンドを購入。

見た目重視の私は一瞬迷ったが、実用性を考え取り付けることに。

そしてサイコンはキャットアイに。

サイコンは購入するつもりがなく、スマホのアプリを使用するつもりでいたが、店員

さんがしつこいほど「付けたほうがいい」と鬼気迫るセールスを掛けてきたので、

ここは予算のことは口にせず、大人の余裕感を滲ませながら、

「そこまで言うなら、買うよ」的な態度で購入。

しかし利用してみると、なかなか楽しく、今はサイコンの無いサイクリングは考えられない。店員さんに物凄く感謝である。

ここまででほぼいい値段になったので、買い物終了。

ここで真剣に自転車と取り組んでいる方々には

「おいおい、ヘルメッットにグローブはどうした？」

と突っ込まれるかもしればいが、私にはあの穴ぼこだらけのヘルメットを被る勇気が無かった。

半ば強引に私のライフスタイルがフィットネスとなったが、考えてみれば10年前はトレーニングに勤しみ、ギンギンに身体を鍛え、愛読書はマッスルアンドフィットネスだったことを考えると、これも当然かもしれない。

自転車選びに一瞬まよったが、結局バッドボーイの隣に置いてあった鮮やかなグリーンの、クイックを購入した。

自分でも驚きである。まぁフィットネスバイクはこじつけで、色が気に入ったのである。

グリーンはキャノンデールのイメージカラーらしい。ビアンキもそうだが、私はイメージカラーに弱い。フェラーリが赤であるように、メルセデスがシルバーであるように。

それにストーリーが加わるとなお良い。

メルセデスのシルバーアローのような話がすきである。

残念ながら、キャノンデールのイメージカラーのいわれは分からない。しかしこの色が気に入ったのだからしょうがない。

つらつらと書いてきたが、自転車購入の一連の話しは私の頭の中ではほんの一瞬の出来事であった。