puzouの日記

自転車と旅行の事、日常の出来事をつらつら書きたいとおもってます。

自転車と健康②

自転車では無く、膀胱鏡の話である。


血尿が続いた私は掛かりつけ医から、泌尿器科を紹介された。


先生曰く、膀胱からと腎臓からの出血が疑われるらしい。そこで腎臓はCTスキャン。膀胱には膀胱鏡で検査するらしい。

CTスキャンは今までも行った事があるので、心配はない。ただ横になっていればいいはずだ。


しかし膀胱鏡は初体験だ。きっと胃カメラの様にどっかから管をいれるのだろう。

数年前、胃カメラの検査をした時の事は忘れない。あまりの苦しさに、顔面中の耳の穴以外の穴から、色々な液体が噴出した。


今回は何処からいれるのだろう?

聞かなくても大体分かる。ち◯ち◯のさきである。


痛そうである。


しかし、ネットで調べると、緊張しなければ、そんなに痛くないらしい。


医学の進歩は日進月歩である。


後は、ち◯ち◯が緊張しないことを祈るだけである。なにせ医師の手伝いをするのは、綺麗な白衣のANGELである。


しかし、私には緊張するようなワクワクするスキすら無かった。


ベッドの上で、下半身を露わにされた私は、身動き一つ取ることが出来ず、ただただ苦悶の表現を浮かべるだけだった。


痛いのである。

物凄く痛いのである。

医学はそんなに進歩していなかった。

と言うか、痛くない筈がない。

あんなに小さな穴に管を通すのだ。


何かに例えとするならば、

はたから見た私は、きっとUFOにさらわれ、

宇宙人に人体実験されている様に映ったことであろう。


情け無い。


自転車と健康

自転車を買おうと思ったきっかけの一つは健康である。


人は皆健康で長生きすることが理想である。しかし不幸にも、若くして命を落としてしまう事もある。


私はせっかく産んで貰ったので、出来るだけ健康でいたい。長生きがしたい。


年齢を重ねるごとにその思いは強くなっている。


日本人は不健康自慢をする。


私の周りだけだろうか?


良く耳にするのは、

「昨日は全然寝てね〜よ」

「今日は昼飯もまだ食ってね〜よ」

「5分も歩くなら車だな」

の様な言葉である。

私は、夜は9時に寝て朝5時に起きている。

朝昼晩ちゃんと3食食べている。10㎞の距離を自転車で通勤しようと考えている。


しかし人の運命はわからない。

ベジタリアンで、定期的に全身の血液を入れ替えている、と噂があったマイケルジャクソンは、若くして亡くなった。

多分酒にタバコ、もしかしたらマリ◯ァナ程度ジャブジャブだったかも知れないミックジャガーは、70過ぎても元気にサティスファクション出来ないでいる。


私は酒もタバコもやらないが、この間健康診断で引っかかってしまった。


血尿である。


精査が必要である。


精査とは「膀胱鏡」



良く分からないが痛そうな響きである。


自転車を買う

いよいよ自転車の購入である。


自転車屋に行くと、色とりどりの素敵な自転車が所狭しと並んでいる。


購入の条件は、予算込み込みで10万程度。

クロスバイク。用途は往復20㎞の通勤及び休日のサイクリング。


当時の私が知っていた自転車メーカーは次の4社だった。


1ジャイアント : 言わずと知れた世界最大の自転車メーカー。しかし私は愚かにも「台湾のメーカーじゃな…」とそこらへんに転がっているであろう間違った認識を持ち合わせていた。


2ルイガノ : チョットオサレなフレンチバイク。(おいおいカナダだよ!)


3ビアンキ : オサレである。日本語で表現出来ない鮮やかなあの色、「ちぇれすて」。ストーリーも素敵である。

曰く、「昔、自転車を王室に献上しに行った時の女王の瞳の色」

「毎年1月1日のローマの空の色が、その年のチェレステ」

作り話しとしても素敵である。私もそんな素敵な女王に見つめられたい。いや一瞥されるだけでもいい。


4キャノンデール : 昔MTBが流行った頃、聞いた事があるなぁ。


この時点でビアンキが一歩リードである。いや自転車購入イコールビアンキ購入と言っても良い状態だった。